Thursday, July 1

7月の徒然 ①



先日、ベランダでビールを飲んだり、バーベキューをしている時に、アゲハチョウがひらひらと飛んでいるところを見かけました。
たぶん同じ蝶を、3日くらい続けて見かけたのでしたが、それはとても美しく、憂き世のものとは思えない世界がそこにはありました。
そこでまた、お馴染みのプチ哲学が始まったのでした。
お題は「命」。
こればかりは端的な言葉でもって、ここでうまく説明することはできませんが、蝶の命、猫の命、人間の命、そのようなことをつらつらと考えながら、うだる暑さと、生い茂った緑の柔らかな匂い中で、薄くてとびきり冷たいビールを飲みながら考えていたわけです。

わたしの背中には、もう10年、アゲハチョウが生き続けています。
後何年、生きられるのでしょう。


さぁ、いよいよ明日からドライブの旅に出るわけですが、昨日、午後から頑張って荷造りしますっ、と宣言したにもかかわらずやっぱり、ほとんど何もできませんでした。
かろうじて、持っていくカメラを選んで、その手入れ、調整、備品の支度、三脚立ててシミュレーション、そんなことばかりで貴重な出発2日前の午後が過ぎ去ってゆきました。
父や母からたちは、わたしは手際良く準備を進められる娘として認識されているはずなんですが、実のわたしは良く見積もっても、そんな像からは程遠く、本当にぐうたらで要領の悪い娘です。
気が向かないと何もできない、旅の前日の夜中、ひどければ出発の3時間前に子供のようにぐずりながら荷造りしてるような落ちこぼれです。
飛行機の旅ならそれも許されますが、明日はドライブしなきゃならないので、今日の午後は本気で頑張ろうと思います。
あ、ぴょこんと飛び上がるトースターは、やっぱり持ってゆきます。


今日の写真は「夏休みの宿題」をイメージして撮ったポラロイドです。
アゲハチョウの表紙のかわいいノートは、実はお勉強ノートではなく、ポラロイド日記です。
撮ったポラロイド写真をはっつけて、一言ノートのようなものを書き添えて。
だから、あんなに太ってしまってるんですよ。

あ、明日からの旅にはポラロイドカメラを2つ、それと中判カメラをひとつもってゆきます。
常に携帯して、なんでもいいからバシャバシャ撮りたい用カメラ、バルナッキ(バルナックライカにつけた名前)も持って行こっと。
バルナッキは主に、家族の素の姿を撮る用に使っていて、そういうわけで1本のフィルムを撮り終えるには2〜3ヶ月かかったりします。
で、それを現像してみると、実に面白写真の連続で、1枚1枚を丁寧に焼く気にもなれないので、コンタクトを眺めてケラケラ笑って楽しむのにちょうどいいです。
36コマ白黒漫画。

あ、いけない、のんびりしてる場合じゃなかった。
旅行中、できるだけ時間を見つけて更新したいと思います。
でもできなかったら、ごめんなさい。

Have a nice weekend!