Sunday, July 4

7月の徒然 ②



こんばんは。
ドライブ旅行第3日目の夜です。
moriちゃんは部屋のベランダで長時間露光で何かを撮ると言って、はりきって三脚のセッティングをしています。
さっき、何を撮るのかなぁと外を見に行ってみたけれど、私には星以外は何も見えないよ、というくらいに真っ暗でした。
わたしには見えない何かが、moriちゃんには見えるようです。


さてさて、なんとか旅をこなしていってますが、わたしたちのドライブ旅行というのはいつもどうしてこうも、サバイバル戦なのか、と思っているところです。
色気のカケラもなし。
ごはんさえ、ろくなもの食べれません。
おとといは、荒野の真ん中で、ガス欠で身動きとれなくなるかと思いました。
ほんとにほんとに、ギリギリのところでセーフでしたが、もう二度と、荒野の真ん中で「あ、ガソリンが。。。。」なんて言うの、やめて欲しいです。

今、わたしたちが旅している場所は、夜になるとひどく怖さを感じてしまうような場所です。
自然に宿る神性とか、何かそういう、厳かで絶対的な強さを誇るものに、激しい畏怖の念を感じてしまうのです。
私たちの旅は、バケーションと言うよりは写真部の夏合宿と言った方が近い感じのスケジュールで、常に日の出、日の入りが勝負です。
そうすると外が暗い時間に運転してたりすることが多いのですが、そういう時、口には出さないけれど、あまりの空気の密度の濃さに、怖くて逃げ出したくなる感じなのです。
お化けとか、そういうのじゃなくて(わたしはそういうの全然平気なんです)、確かに何か、厳かなる強いパワーに満ちているのです。
ちなみに、写真部の夏合宿には崖っぷちでの撮影という課題も含まれているのですが、moriちゃんにおいては、そういう場所での活動がとても怖いみたいです。(高所恐怖症らしいの。)
わたしは、そっちはお得意の分野です。

さて、moriちゃんはまだ三脚とカメラと一緒に外に突っ立ってます。

今日のポラロイドは、いつぞやの旅行の時のホテルの一室で撮った写真です。
既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、わたしは林檎の写真を撮るのが好きです。
でも、今回の旅は林檎はなしよ。

では、続きのお話は、また帰宅後に。
チャオ。