Saturday, August 21
8月の徒然 ⑫
少し前に突然、嵐がやってきて、だからわたしは窓を大きく開けて、2匹と2人で窓の前に並んで監視してました。
嵐の行方を。
みんな怖さで少し緊張してるけど、みんなでいれば大丈夫な気がして、飛んでくる雨粒の匂いを味わう余裕さえも見せながら。
嵐はだんだんと勢いを弱め、そうして一人と一匹は安心して眠りだし、もう一匹は自分のベッドに戻り、わたしは嵐の報告係として今、働いています。
カタカタカタ。
嵐は珍しく、興味深く、でも少し怖くて、だから嵐を家族の全員で眺めることはまるで月曜日の朝礼のようです。
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