Sunday, June 20

わたし


2011年2月撮影(照)


【生まれ、幼少期について】
1970年代(そろそろ年齢を曖昧にしたほうがよい時期になって参りました)、春のうららなかな日和の中、母のお腹のなかで大きくなりすぎてもまだまだ出てくる気配もなく、とうとう母に帝王切開を強いることとなり、誕生いたしました。
この頃から暗くて狭いところが好きだったようですが、この件に関しては、母に多大なる迷惑をかけてしまい、申し訳ないことをしました。
しかし、その後は、あまり泣かない大人しい子供として、周囲の大人をうっとおしがらせることなく育ったと自負しています。
ひとり遊びが上手、激しい偏食(もっぱら主食はお菓子)、冒険好き、しかし体が弱く怪我も耐えない、やっぱりなんとなく迷惑な感じがしないでもない子供でした。



【青春時代について】
わりと何でもそつなくこなせる器用さを備えていましたが、それはつまり、コレ、と秀でた才能を持ったものは何一つないということも意味しました。
普通に中学、高校時代を地元の香川県高松市で過ごし、大学からは大阪に出て、自炊と関西弁が得意な女子になりました。(激しい偏食と、讃岐弁なまりを克服しました。)
大学では文学部にて美術系学科を先攻、ジャズ研みたいなものでジャズをたしなみつつも、もっぱらは現夫で化学実験青年だったmoriちゃんとデートばかりしてました。
家庭教師先で美味しいご飯やおやつをいただけたことも、素晴らしい思い出です。



【アメリカ前】
大卒後、当然のごとく普通に就職することを拒み、地元にひきあげアルバイトや短期OLを経るも、moriちゃんの院卒を待ってすぐに結婚しました。
結婚当初は熊本県に住みましたが、熊本は城下町なので道が狭くて運転が大変でした。
馬刺も食べました。



【アメリカ後】
moriちゃんの遠征に伴い、1999年春に短期間のアメリカ滞在を経て、そのままアメリカに移住となりました。
フロリダで1年、ディズニーワールドのすぐそばに住んだ後、テキサス州オースティンで2年間わりと大人しく過ごし、オレゴン州ポートランドで1年半活動的に過ごし、今はじゃがいも王国に住んでます。
特筆すべき点は、我が家は一切の肉類を食べない家庭になったということです。
そして、じゃがいもではなく、玄米をよく食べます。
個人的にはパンのほうが大分、好みです。
ビールもよく飲みます。
ワインもいいです。
2010年秋に古い家を買ってそこに棲みついて以来、二枚貝顔負けのひきこもりぶりを発揮している現在です。
しかし常に、イタリアに恋い焦がれて暮らしています。



【猫とわたし】
若かりし頃は犬派だったのに、アメリカ後はすっかり、かつ絶対的な猫派に寝返りました。
猫なしでは生きていけないくらいに猫が好き好き好き好き好きっ。
うちには現在3匹の猫がいます。
最初の2匹はシェルターでアダプトしました。
虎柄と半目太郎、牛柄のミルクです。
3匹目は、現在生息中の家に住み始めた日から1ヶ月間毎日通ってきてアピールに成功したビーバー柄のメープルです。
3匹ともカリカリ専門です。



【写真とわたし】
わたしはずっと写真という芸術分野が嫌いだったのですが、気がつけばいつの間にか写真にのめりこんでました。(わたしはいつだってそうなんだけど、moriちゃんといい、猫といい、最初は大嫌いだったものが後には大好きになるようにできているようです。)
電気製品一般が苦手なので、古い機械式カメラ専門です。
古いカメラを使うということはつまり、なんとなく気分的に白黒写真を撮ることが多いのですが、自分で現像、焼き付けなどもしています。
カラー写真はスライドフィルムを使うことが多いです。
よく使うカメラは Leica llla、Nikon F、Hasselblad 500c、Rolleiflex 3.5A、Contax RST などです。
ポラロイド写真も大好きで、sx70、680、180などを使っています。
変な写真がいっぱい撮れてしまうことと、すぐにカメラの使い方を忘れてしまうことが悩みです。

2011年、ふと思い立って、懐かしのNikonデジタルカメラを再び手にしてみました。
が、さてさて、デジタルカメラとわたしの蜜月期間がいつまで続くのかは、だれにもわからないのです。


なんだか、とりとめのないどうでもよい自己紹介になりました。
また特筆すべき点が浮上したら、付け加えます。
恥ずかしくなったら消します。

個人的お喋りが必要でしたら、tomilym-at-gmail-dot-com までお便りください。