Tuesday, July 6

7月の徒然 ③



こんばんは。
今日の夕方、なかなかいつもに比べれば余裕な体力で、いい時間に自宅に着きました。
愛しの猫が倒れてたりしたらどうしようと、心がつぶれそうなくらいに心配な気持ちで玄関をくぐりましたが、2匹がでれぇっと玄関に寝そべって、気のないふりをしてそっぽ向いて、でもしっかりとしっぽをブンブンと振り回しながら出迎えてくれた時には涙が出るほどに安心しました。
こういう瞬間には、もう2度と君たちを置いてどこにも行かないから!!って心に思うんだけどな。。。。


さて、わたしは只今、食べ過ぎでハライタなんです。(結構痛い。)
やっと家に帰ってきて、嬉しさのあまり思う存分に野菜を貪り、疲れているmoriちゃんにピザを捏ねさせ、薄いビールも調子良く飲んで、その結果ハライタです。
家のご飯は嬉しいな。
みんなで食べるご飯は美味しいな。
でも、おなかは痛いな。


今回の旅行、一番楽しみにしていた、というか、5月にイタリアに行く前から、今年はどうしてもこれだけは見ておきたいと思っていたほどのモニュメントバレー、なんと、いっちばん大事な日没に、日本からの観光で訪れていたおっちゃんとおばちゃんとお喋りしていたら、いともあっさりとシャッターチャンス逃しちゃいました。
でも、そんなことも惜しくないくらいに、なんだかいい感じで楽しかったから、人生の勉強をした感じがするし、全然構わないです。

ひとつ前の日記を書いたあと、moriちゃんと一緒にベランダに並んで天の川を見ました。
わたしがこよなく愛する、黒地に白のちっちゃな水玉模様みたいな空を、ずぅっと見つめていたら、星が流れてゆくのも見えました。
moriちゃんが説明してくれる星の話、宇宙の話は、あまりにも壮大すぎて、わたしにはとてもとても想像がつかないような神秘の世界でした。

もう何年もつけっぱなしのヘソのピアス、旅の途中にポロリと取れちゃいました。
金具が壊れたみたいで、新しいの買わないといけません。
そこにあって当たり前と思っていたものも、気づかないうちにいつの間にかくたびれていったり、ダメになっていったりするの、なんだか寂しいです。

新しいの買わないと、というつながりで言うと、崖っぷちで転がっていった赤いフィルターも新しいのを買わないといけません。
仕方がないのでmoriちゃんに借りた赤いフィルターも、突風に煽られ岩場に落っことし、壊してしまいました。
自分の持ち物のみならず人の持ち物まで壊してしまう、あまりの自分の不注意さに、ひどくがっかりしてしまいました。
でも同時に、崖に転がり落ちてゆく赤いフィルターを、どうすることもできず、スローモーションの映像を見るように無能なまでに凝視していると、わたし自身があんな風に転がり落ちてゆく可能性だってあったんだなぁと、客観的な思いにさえ耽ってしまったのでした。

旅から帰ってきて真っ先にしたことのひとつに、体重計に乗る、という恐ろしい試みがあります。
体育会系写真部の合宿旅行だったからか(今回の旅で、わたしは健脚の持ち主であるという理由から、moriちゃんから部長にしてあげる、と言われました。)、または乏しい食生活だったためか、覚悟して我が全体重を体重計にあずけてみたものの、あっさりと数字は減っていました。
でも、明日には元に戻ってるはず。
だって、今、食べ過ぎのハライタなんだもん。


さてさて、旅のエピソードをつらつらと、とりとめもなくお話しましたが、今日のポラロイドは、バイカーたちの集いが行われていたカフェの正面を撮ったものです。(今回の旅ではなく、少し前に撮ったもの)
アメリカという土地は、本当にこういうバイクが似合います。
今回の旅でも、こういうのに乗って、ドッドッドッと渋い音をたてながら駆け抜けて行くバイカーたちを目にしました。
もちろん、彼らはヘルメットじゃなく、バンダナ頭。
そしてわたしはいつも、自分がそうだからか、花粉症のバイカーはいないのかな?と、屋根と窓のついた乗り物の中から、かっこ良く走り抜ける彼らの姿を窓ガラス越しにそぉっと、羨ましく眺めるのでした。


*コメントくださったお友達の皆様、お返事が遅れててごめんなさい。あした、必ずしますです。ごめんね、ほんとに。