Tuesday, July 13

7月の徒然 ⑧



毎朝同じ時間に起きます。
そうすると、起きた時の明るさが日に日に変わってゆくのが、おもしろいくらいに顕著に感じられます。
少し前に、一年で一番昼の時間が長い日を迎えて、あれからたった何日か経っただけで、それでももうあの時ほどには明るくないんです。
今朝は、なんとなく期待していたよりも全然暗かったから、「あれ、今日は曇ってるのかな?」と窓からちらりと遠くの空を見てみたけれど、どうやらそうでもないみたい。
うっすらとだけど、ちゃんと明るくなり始めているし、ただ思ってたほどには明るくないというだけ。
一日の日の長さはどんどん短くなってるんだ、そう実感しました。

なんだかそういうのが、ちょっぴり寂しかったりもするのです。
本当にこれからまだまだ暑くなるんだろうか、という心配さえ湧きました。
でも大丈夫、きっと夏はまだこれからのはず。
それが証拠に、日本では子供たちの夏休みだってまだこれからなんだもん。
高校野球だって。

今からこんな気持ちでいて、夏が終わる頃にはどんなに寂しくて切ない思いをするんでしょう。
でも案外、夏が終わる頃には暑さにうんざりして、夏が終わってゆくことに安堵さえ覚えるのかもしれない。

どういうわけかこの頃、ことさらに、季節の表情や移ろいに対して敏感です。
そういう年頃なのでしょうか。



意地を張っていたわけではないけれど、この場所にブログのお引っ越しをしてきてから、載せる写真はすべてポラロイド写真でした。
色んな野望があったのです。
fcもこれまで通り続けたい、せっかく作ったのにすぐに閉鎖した旅ブログもどういう形でか復活させたい、もう2年ほど夢見てきたポラロイド写真のためのブログも立ち上げたい、しかし、ひっそり続けてる食べ物ブログ(at)だってあるじゃない。
とにかく、たくさんの場所に一時に携わることはできない性格なので、せいぜい頑張れてメイン1つにサブ1つ。
というわけで、メインのfcをお引っ越しと同時に、すべての目的を果たしてくれるオロナイン的ブログにして、サブのatはこれまで通りに、という形に落ち着き、そんなわけで、やっぱり意地になってポラロイド写真ばかり掲載していたんです。
でも、わたしは意地を張るのが苦手なので、ポラロイドにこだわるの、やっぱりやめました。
時々は、ポラロイド以外のお気に入りもここにのせることにします。

今日の写真は、4月に日本で過ごした3週間の間に、実家の裏庭で撮ったスライド写真。
雨降りの日の小休止の時間の、透明さと暗さの調和が好き。


チャオチャオ。