Tuesday, December 21

12月の徒然 ⑥



こんにちは。
今日はパンの話を少し。

わたしはパンが好きです。
小さい頃から、ごはんよりパンが好きでした。
日本のふかふかと柔らかくて、優しい味と匂いがするパンが大好きでした。
どうして晩ごはんにパンを食べたりしないのかな、と思ったりしてたくらい。

アメリカに来てからは、日本のパンのような気の利いたパンや、愛想のあるパンが手に入らなくなりましたが、晩ごはんに食べてもいいようなパンもたくさんあって、お酒と一緒に食べても美味しいパンもあるし、それはそれで幸せだなぁと思って暮らしています。

わたしが毎週末お買い物にいくコープは、今のところ、町で唯一のちょっと気の利いたものやお洒落な食品も扱っているスーパーです。
そんなお店では、1週間分の食料をまとめ買いするようなお客さんよりも、その日の夜に食べる分だけの、ちょっと素敵なものを少しだけ買ってゆくお客さんの方がたくさん訪れます。
レジに並んでて、前の人が買うものをレジの人がピッとやるのを見たり、後の人がカウンターに並べたものをちらりと眺めたりしてると、もう、とてつもなく、わたしをうらやましがらせるようなお買い物をしてゆく人たちが、まま、います。
例えば、町のパン屋さんでその日に焼かれたフランスパン、オリーブ、ブリーチーズ、赤ワイン、クッキー、そんな感じの取り合わせ。
そういうのを見ちゃうと、わたしの頭の中ではすぐに、そのもの達が無造作に並べられた食卓が頭の中に浮かびます。
そしてワイングラスを片手に、パンをつまんでる自分の姿さえも浮かんできます。
思わず、「わたしも参加させていただいてよろしいでしょうか?」と訊きたくなるほどです。
赤ワインも、チーズも素敵だけど、やっぱり、晩ごはんにパンっていうのに憧れるんです。
パンの似合う食卓というのにも。

写真は、今年の春にポートランドに行った時に撮らせてもらった写真です。
わたしの大好きなファーマーズマーケットの、わたしのいちばん好きなパン屋さんのパンたちです。
ここはドイツ系のパンを専門としているお店で、実店舗なしで、ファーマーズマーケットでの販売と町のヘルシー系スーパーにだけ卸しています。
お値段は少し高めだけど、一度にたくさん買うわけではないし、そもそもいつも買える場所にあるわけでもないし、そんなわけで、運良くファーマーズマーケットの日にポートランドに居れば、必ず何か買ってしまうパン屋さんです。
すっかり、美味しいパンにご無沙汰だなぁと思っているこのごろ、今日の写真を見つけてちょっとワクワクしたのでした。
猫同様に、パンはわたしの大好きな被写体です。^^


それでは、またね。
チャオ。

4 comments:

akanée said...

ポートランドはオーガニックフーズ天国?
このパンたち、めちゃめちゃそそるー!!下の段、特に!!^▽^*
ホンマ、ワクワクしてしまう。
しばらくパンを減らさなくちゃ、なのだけど
大好きなパン屋さんへ走りたくなってしまう・・・(でもそこはヘタしたら車で40分ほどかかる&火曜と金曜と日曜しか営業してない><;もっと近くにも気に入ってるとこあるけれどね、えへへー)

おいしいものを少しずつ、やな、うん。
分かっちゃいるんだけど、いつもそう誓うんだけど、
お気に入りのパン屋へ行くとがっつり買ってしまうー>m<

でもそういわれてみれば
普段は朝と昼しかパンって食べないなぁ。
こんなに好きなのに、身に染み付いちゃってる習性かしらん・・・^^;

tomily said...

akaneちん、やほう!
うん、そうだよ、ポートランドは食文化がとても豊なんだよ。
ていうか、町全体として、リベラルで、エコで、ちょっと独特な雰囲気。
akaneちん、絶対好きやなー、ポートランド。

パンねぇ、え、なんか心に決めたことでもあるん?
アレルギーとかダイエットとかでもないんやろ??
わたしもね、普段から玄米食べなーとは思ってるんやけど、ついついパンに手が伸びるん。
でも、わたしがこっちでお気に入りのパンというのは、玄米に負けないくらいヘルシーだったり栄養価が高かったりするからね、それを言い訳に良しとしてる。^^;
40分車を走らせて手に入れるパンというのも、魅力的。
わたし、そういうの好きよ。
スローライフって感じ?(え、違うて??笑)

y_and_r_d said...

こんにちは。
最近あまりパンを食べなくなってきてしまいましたが
焼きたてのあの香りには
ついつい誘惑されてしまいます。
と、書いていたら、
ランチに美味しいパンが食べたくなってきてしまいました。

tomily said...

yさん、こんにちは。
最近あまりパンを食べなくなってきてしまわれた、ということはつまり、お米を主に食べていらっしゃるということですね。
わたしもいつも、そうありたいと思いながら、ついついお米を炊いてもあまりお茶碗に箸が伸びなくて困ってしまいます。
焼き立てのパンの香りほど、危険な香りはありませんね。
香りがかき立てる想像力というのは、本当にたくましくて困ってしまいます。