Friday, February 25

2月の徒然 ⑬


(photo: nikon f & portra 160nc/ 空だから許せる、空だから綺麗なものを見たと思えるような、そんな色の混ざり方。)

こんにちは。
今日も寒いです。
毎朝天気予報を聞いてはガックリしています。
足も手も、ほっぺもくびすじも冷たくて、死人のように生きています。


今日も、特にこんなお話をしようということもなくここにいます。
ただなんとなく、写真のお話とかしたくて。


今朝、いいなって思うお話を見つけました。
これ
このお話を読んだあと、もっとこの方のお話をききたいと思ったから、トップページに行って、ランダムにあれこれ読ませていただきました。
主には、やっぱり、写真に関する部分を読ませていただいたのですが、わたしはとても嬉しくなりました。
感謝しました。
わたしがずっとずっと思い続けながらも言葉にできずにいた部分の、真相に迫るような言葉の連なりに、感動しました。
なんというか、同じ種類の人を見つけた、というような、勝手な仲間意識を感じたのです。


わたしは最近になってまた、長く遠ざけていたデジタルカメラを使い始めたわけですが、デジタルカメラが素敵だなぁと思う部分も、やっぱりフィルムじゃないと嫌だなぁと思う部分もあって、でも、そのあたりの揺れる自分の気持ちの奥底の方を探ってゆくと、考えるべき問題はひとつにとどまらず、次から次へと自分に対する問いかけがいくつも出てくるわけです。
で、この方のアーカイブに連ねられたタイトルに目を通すと、それらの問いかけに通じるお話がなんとたくさん!
今すぐ会いに行って、お話を聞かせて欲しい、あるいは、何はともなく、行き着く答えもなくつらつらとお喋りしたいような気持ちになりました。


この何日か、交錯していた思いとか、決着をつけられないで悶々としていた問題とか、取り組まなければならない課題とか、そういうことのせいでわたしはもったりと毎日を生きていました。
一生につながる日々のライフワークをどう組み立てるか、そんな基本的なこと、でもとっても大切なこと。


どういういきさつで、某研究員さんのコラムがそこに載っているのかわからないけれど、わたしは今日、誰かに「デジカメで撮った写真と、フィルムカメラで撮った写真には、確かな違いがあります。」と言われて、ただそれだけで嬉しかったのです。
それだけがすべてじゃないし、それですべての問題が片付くわけじゃないけど、でもそう思っている人もいるってことの事実に嬉しくなりました。


世の中には、決着のつかない問題がたくさんあって、決着をつけられないでいてもいいんだな、とのんびり考え事にふけっているこのごろです。


それでは、また。
チャオ。